私は小学生と中学生の子の母です。
今まで幼稚園と小学校で絵本の読み聞かせのボランティアをしてきました。
幼稚園や小学校の教室などで子どもたちの前で本を読む時、本を見やすいように持ち続けることは、なかなか大変です。
絵本の持ち方のコツを紹介します。
本の「右開き」と「左開き」
本には「右開き」と「左開き」があります。
本文が縦書きの場合は、本の右側が綴じている「右綴じ」=「右開き」です。
本文が縦書きの場合は、本の左側が綴じている「左綴じ」=「左開き」です。
絵本は横書きのものが多いので、「左開き」が多いです。
本の「右開き」、「左開き」によって持ち方を変えます。自分の読みやすさと、子どもたちの見やすさが変わるからです。
「右開き」、「左開き」の持ち方
私が図書館の先生に教わった持ち方は、
「右開き」の本は右手で持ち、左手でページをめくる↓
「左開き」の本は左手で持ち、右手でページをめくる↓
手で本の下側の真ん中を持つ。
親指で本の背側を、残りの指4本で開いたページ側を押さえる。
本を持つ腕は、肘関節を90度に屈曲させ、肩関節を90度外旋する。
この持ち方は、読み手の顔が本から少し離れて、子どもたちが読み手の顔に邪魔されず本に集中できるそうです。
私の持ち方
私の腕の力が弱いのか、2.の持ち方だと腕がすぐに疲れてしまいます。
私の「左開き」の本の持ち方は↓
左手で本の下側の真ん中を持つ。
左腕を軽く曲げて右方向に伸ばす。
左手の親指で開いた本のページ側を押さえ、残りの指4本で本の背側を押さえる。
本の高さは顔の横か、少し下。
この持ち方だと、左腕に本を乗せたり、体幹に本をもたれかけさせたりできるので、本を持つ手が疲れません。
また、本が重い時、腕がしんどい時、本の文字が小さくて読みにくい時は、本を左手で持って、お腹の前に持ってきて、上から覗き込むように読みます↓
本をお腹に立て掛けられるので、重くない。
上から覗き込むように読むので、距離が近くなり、文字が読みやすい。
「右開き」の本でも「左開き」の本でも対応できる。
という利点があります。
まとめ
今回は『絵本の読み聞かせの時の本の持ち方について』でした。
自分の持ちやすい・読みやすい持ち方、子どもたちが見やすい・楽しめる持ち方を、いろいろ試してみてください。
ご参考まで!
コメント