読み聞かせにおすすめの絵本の、あらすじ・対象年齢・みどころをお伝えします。
私は小学生と中学生の子の母です。今まで幼稚園と小学校で絵本の読み聞かせのボランティアをしてきました。私が子どもたちに読んだ本の中から、おすすめの本を紹介します。
『?と!のえほん たれてる』
作:鈴木のりたけ
2024年10月発行(ポプラ社)
(読み聞かせにかかる時間:約1分)
あらすじ
とかしたチョコレートをドーナツにかけています。チョコレートの量が多いので、あぁ、たれてる!たれてる!たれたチョコレートをあの手この手で何とかしますが、たれ続けるチョコレート。何とかなっているのか、なっていないのか・・・。最後のオチも、よかったのか、よくないのか・・・。 子どもたちは「結局たれてるじゃないか!」と喜んでいました!
対象年齢
幼稚園年少~小学校高学年まで。
絵が大きく分かりやすいです。幼稚園生でも理解できます。教室で子どもたちが自分の席に座って聞くスタイルでも、よく見えます。小学校高学年でも、おかしな展開に くすくす笑ってくれました。
みどころ
大人気の絵本作家、鈴木のりたけさんの絵本です。
写真と見紛うようなリアルな絵。縦開きで、ページいっぱいを使ったダイナミックな構図。表紙の絵から、もう子どもたちの目が釘付けです。表紙から始まり、最後は裏表紙までお話が続いています。
絵が大きいので、大勢に読み聞かせると皆で盛り上がります。
絵が本物のように美味しそうなので、一人でじっくり眺めるのもいいです。チョコレートの粘り気と美しい光沢。焼き菓子の表面の柔らかさと ざらつき、触れた時の感触が想像できます。おそらく、外側は硬めで、内側はモッチリです。本物よりも美味しそうです。
まとめ
今回は、おすすめの絵本『たれてる』についてでした。
読み聞かせにかかる時間:約1分
幼稚園年少~小学校高学年におすすめ
読み聞かせで皆で笑いながら読むもよし、1人で美味しそうな絵を楽しむもよし。
ご参考まで!
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